女川町

牡鹿半島基部に位置し、コバルトブルーに海が輝く女川町。
入り組んだ地形を活かし、カキやホタテ、ホヤ、ギンザケの養殖が盛んに行われているほか、世界三大漁場の金華山沖が近く、サンマの水揚げ量は全国有数を誇ります。
アクティビティも盛りだくさん。ダイビングや釣りなどはもちろん、トレッキングやサイクリングを目的に訪れる人も増えています。

【女川町全景】

女川の由来は平安時代にさかのぼります。前九年の役で陸奥豪族、安倍貞任(あべのさだとう)が、源氏と経ヶ峰(きょうがみね)で交戦した際、一族の女性と子どもを黒森山(くろもりやま)の安野平(あんのだいら)に避難させました。そこを流れる川を「女川(おんながわ)」と呼んだことがはじまりだと言われています。

【女川駅】

JR女川駅と温泉温浴施設「女川温泉ゆぽっぽ」が一体となった施設。世界的にも有名な建築家の坂茂さんが設計した建物は、町の鳥・ウミネコが羽ばたく様子をイメージした真っ白な大屋根が特徴です。この施設の2階から見渡す女川の海はまさに絶景!

【シーパルピア女川】

女川駅から海に向かう並木道沿いにできた商業施設。女川の味を堪能できる飲食店、お土産店、小売店などがずらり。まちで暮らす人々の買い物や交流の場であるのはもちろん、観光客やまちを訪れた人が女川を楽しみ、知ることができる観光の拠点でもあります。レンタサイクルの貸し出しもここで。

【魚市場】

女川駅から歩いて約10分のところにある魚市場には、年間を通して多彩な魚類が水揚げされます。
特に秋の明け方、煌びやかなライトをつけたサンマ船が岸壁にズラリと並ぶ様子は圧巻。魚市場管理棟の2階には見学通路があり、海側では水揚げを行っている様子が、市場内部では競りを行う様子を見ることができます。

【みちのく潮風トレイル 女川コース】

青森県八戸市から福島県相馬市までの太平洋沿岸をつなぐロングトレイル「みちのく潮風トレイル」。
女川町ルートに登録されている大六天山と石投山は、女川の市街地と稜線を歩きながら、美しいリアス海岸の地形を感じることができるルートです。