気仙沼市

気仙沼市は宮城県の最北端、北上山地の南東部に位置し、太平洋を望む沿岸は、半島や複雑な入り江など、屈曲に富んだリアス海岸を形成し、気仙沼湾は、湾口に大島を抱き四季静穏な天然の良港を形成しています。このリアス海岸特有の海岸美により、三陸復興国立公園及び、県立自然公園気仙沼の指定を受けています。

【安波山からみた気仙沼湾】

安波山は気仙沼湾と市街地を一望できる標高239mの山です。「航海の安全と大漁を祈願する」という由来から名付けられた、港まち・気仙沼のシンボルの一つで、気仙沼を紹介する映像では必ずと言っていいほどここからの眺めが使われます。
古来中国の「風水思想」で重なる山並みを龍脈と呼んでいたことにちなみ、山の5合目には、龍をイメージとした「安波山公園」が整備されています。公園の入口では2頭の龍が出迎え、「りゅうの階段」、「ひのでのてらす」、「ほしのてらす」など、登山道にも仕掛けが施され、緑豊かな憩いの公園として親しまれています。

【気仙沼大島】

緑の真珠と称えられる大島は、東日本最長のアーチ橋である気仙沼大島大橋により本土と結ばれています。島内北側に位置する亀山山頂の展望台からは、気仙沼市街地や、岩井崎方面をはじめリアス海岸の大パノラマが広がり、天気の良い日は金華山まで望むことができます。雄大な景色を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができます。

【内湾・魚市場エリア】

気仙沼湾に沿って、市場や飲食物販店をはじめ、見どころが集まるエリア。徒歩圏内に商業施設「ないわん」、「海の市」や気仙沼市魚市場、神明崎の浮見堂などがあります。気仙沼港の漁船係留風景を見ながら海沿いを散歩したり、気仙沼ならではのお土産の購入はもちろん、海を眺めながらのランチなど、港町の雰囲気を感じながら時間を過ごすことができます。