登米市

登米市は、宮城県の北東部に位置し、北部は岩手県、西部は栗原市および大崎市、南部は石巻市および涌谷町、東部は気仙沼市および南三陸町に接し、総面積は536.12平方キロメートルで、県全体の7.36%を占めています。
西部が丘陵地帯、東北部が山間地帯で、その間は広大で平坦肥沃な登米耕土を形成しています。
県内有数の穀倉地帯であり、宮城米「ササニシキ、ひとめぼれ」の主産地として有名な地域です。

【みやぎの明治村】

登米町(とよままち)には重要文化財に指定されている教育資料館(旧登米高等尋常小学校校舎)や、警察資料館、廃藩置県当時に置かれた水沢県庁記念館(旧水沢県庁庁舎)、蔵造りの商家など明治を偲ばせる建物が多く現存しており、その町並みから「みやぎの明治村」と呼ばれています。

【長沼】

県内最大の湖沼。長沼ボート場は国際レースも可能な全国でも有数の漕艇場です。また近くにはフートピア公園があり、春には桜やチューリップが咲き誇ります。公園内には本場オランダから取り寄せた風車や111mのローラー滑り台、アスレチック広場、キャンプ場もあり、休日は家族連れで賑わいます。

【伊豆沼(ラムサール条約登録湿地)】

伊豆沼は冬季でも凍結がみられず、多くの水鳥が越冬するのに適した条件を備えています。白鳥やがんをはじめとする渡り鳥の楽園であるとともに、魚類、昆虫類など多種多様な生物が生息しています。

【はっと汁】

古くから地域に伝わる郷土料理。小麦粉に水を加えて練った生地を寝かせて薄く伸ばし、根菜やきのこなどの具材と一緒にしょうゆ仕立ての汁で煮込んだもの。あずきやずんだ、カレー味など店ごとにバリエーションが豊富です。