加美町

加美町は宮城県仙台市の北にある、大崎市、色麻町、山形尾花沢市に隣接し、秀峰薬莱や鳴瀬川の清流によってはぐくまれた緑豊かなふるさとです。

【やくらいガーデン】

総面積15万㎡、400種類以上の植物からなる庭園。四季を通して花々が豊かに咲き乱れ、ローズガーデン・ふるるの丘・春の花畑など、さまざまなテーマガーデンや10月と11月期間限定、夜のライトアップ「星あかり」が楽しめます。

【薬莱山】

標高△553.1m 町のほぼ中央にそびえ、その山容の美しさから別名「加美富士」とも呼ばれ親しまれている。
登山口には整備された大駐車場があり、頂上まで1.5km、徒歩で40分。山麓は雄大な牧草地が広がり、眼下には大崎平野が一望できる。

【荒沢自然館】

荒沢湿原にはスゲ沼、ビン沼、サギ沼、南カバ谷地などの池沼や湿地があり、環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定されている種を始めとし566種の植物が確認されています。動物相の中でもトンボ類は国内屈指の生息地で60種近くが確認されています。特にモリアオガエルの良好な生息地となっています。初春の水芭蕉は一押しです。

【ぼのぼの館】

中新田図書館にいがらしさんの仕事部屋や創作の様子を再現した「ぼのぼの館」が開設されました。いがらしさん作の漫画本や絵本が並び、その上にはぼのぼのキャラクターのぬいぐるみ、壁にはぼのぼのの一場面や加美町の風景画を展示しています。
いがらしさんの仕事場を再現した一角があり、机、製図版、卓上ライト、椅子などは、実際に使っていた道具で寄贈されたものです。そして、中新田地区の花楽小路商店街にはぼのぼのの人気キャラクターを置いた石製ベンチが設置されています。

【バッハホール】

国内有数の音響を誇る室内楽ホール。1981年開館以来「田園の中のクラシックホール」として注目を集め、地方からの文化発信の象徴的存在として全国的に知られています。

【初午まつり火伏せの虎舞】

加美町のお祭りというと、最も有名なのは中新田の初午まつり「火伏せの虎舞」。火伏せの虎舞は約650年前、春先の強風により大火の多かった中新田地区で、易の文献にある「雲は龍に従い、風は虎に従う」の故事にならい、虎の威を借りて風をしずめ、火伏せを祈願したのが起源といわれています。色あざやかな山車とともに町内を練り歩く虎の姿、ときに腹いっぱいに風をはらんで立つ虎の姿は勇壮そのものです。

【食彩市場 みやざき どどんこ館】

宮崎地区の魅力を発信する場所として、地元でとれた農産物や山菜、加工品等の販売や旬の食材を使った宮崎の食を提供しています。館内では、水出しコーヒー・ピザ・つきたてのお餅・加美町産そばなどを味わうことができます。