「赤坂農園」について
赤坂農園は昭和30年代後半に山林を開拓して牧場としてスタートしました。
2011年、東日本を襲った大地震により大津波が発生し宮城県沿岸部では住宅や農地が流され、多くの方々が亡くなられました。
被災地沿岸部の一刻も早い復旧のため大量の土砂が必要となったため、当牧場の土砂を全て無償提供させていただきました。
復旧工事も一段落し、当牧場を見渡せば山林原野が総面積6ヘクタールの全て平坦な農地へと生まれ変っていました。
東日本大震災からの一刻も早い復興を願い、私たちが出来ることは被災地に新たな雇用創出することとの決意から、津波塩害に遭った田畑でもたくましく育つ作物は何かとの結論で綿花栽培が始まりました。
ボランティアの方々はじめ企業の皆様方からのご支援をいただき、東北コットンプロジェクトが立ち上がり、これがきっかけに、ラベンダー園、ハーブ園、行者ニンニク等を始めたいという生産者が集まり現在の農園の形が出来上がりました。
震災復興は道半ば、今後は観光農園としての更なる環境整備や施設整備を進め、農業や体験学習の推進、福祉事業への協力等、関係機関と連携しながら松島と石巻を結ぶ新たな観光エリアとして県内外だけでなく海外からの観光客誘致等の活動も行ってまいります。
「栄週米」とは。。。
「栄週米」は日本巨峰会の登録商標です。
「栄週」とは、国産の最高級ブドウ巨峰の作出者理学博士大井上康先生の提唱された栄養週期栽培法の略称です。
その理論に基づき稲の発育週期に合わせて、必要な時期に必要最低限度の栄養素(肥料)を与え、健康に育てることを基本に、大崎耕土の恵まれた大自然の中で、丹精込めて育てられた低農薬自然栽培のお米、それが「栄週米」です。
各種ビタミン、ミネラルが豊富で、澱粉や糖分の含有量は抜群。高い栄養価、そして安全性と最高のおいしさを追求し、全国で唯一私達だけが生産販売しております。
こだわりの逸品として、皆様に安心して食べていただけるものと確信しております。私たちが自信をもっておすすめする“究極の「栄週米」”をぜひお召し上がりください。
東北コットンプロジェクトの取り組み
【服を着ることが、農家の支援になる】
東北コットンプロジェクトは、津波により稲作が困難になった農地で綿(コットン)を栽培、さらに紡積、商品化、販売までを一貫して行うプロジェクトです。
長期視点で被災地の復興を考える農家と企業が集まり、農業を基盤とした東北の新たな農作業の確立を目指しています。